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らくらく優待取引ってなに?
らくらく優待取引は、楽天証券の機能だよ。株価の上がり下がりをほぼ気にせずに、株主優待をもらうための注文を、1回でまとめて出せるの。
株主優待は、権利付き最終日に株を持っていればもらえるもの。でも、ふつうに株を買うだけだと、優待をもらえても株価が下がったら損しちゃうよね。
- 権利確定日:この日に株主として名前が載っている人が、優待をもらえる日(月末が多いよ)
- 権利付き最終日:権利確定日の2営業日前。この日の取引が終わるときに株を持っていればOK
- 権利落ち日:権利付き最終日の次の営業日。この日に売っても優待はもらえるよ
つまり、権利確定日に買っても間に合わないから、権利付き最終日までに買っておくのがポイント!
そこで使われているのが「つなぎ売り(クロス取引)」という方法。ふつうは次の3つを自分で注文するんだけど、らくらく優待取引なら1回の注文でOKなんだ。
株をふつうに買う
同じ株を、同じ数・同じ値段で信用取引で売る
権利がとれたら、買った株で売りを返して終了
…と言われても、「なんでこれで損しないの?」ってなるよね。次でくわしく説明するよ!
なんで損しないの?現物買いと信用売りのしくみ
「現物買い」は株価が上がるともうかる
現物買いは、いつもの株の買い方。株価が上がればもうかって、下がれば損するよね。
「信用売り」は株価が下がるともうかる
信用売りは、証券会社から株を借りて、先に売っておく取引だよ。あとで株を返す必要があるの。
たとえば、1,000円のときに借りて売っておいて、800円に下がったときに買って返せば、1株200円のもうけ。逆に1,200円に上がってから買って返すと、1株200円の損。
つまり信用売りは、現物買いとまったく逆の動きをするんだ。
2つを同時に持つと、プラマイゼロになる
同じ株を、同じ数・同じ値段で「現物買い」と「信用売り」をすると、どうなるか見てみよう。
例:1株1,000円の株を100株(10万円分)
現物買い:+20,000円
信用売り:−20,000円
合計:0円
現物買い:−20,000円
信用売り:+20,000円
合計:0円
👉 だから株価が上がっても下がってもプラマイゼロ
最後は「現渡し」でおしまい
権利がとれたら、借りていた株を、現物で買った株でそのまま返すよ。これが「現渡し」。
買い戻す必要がないから、そのときの株価がいくらでも関係ないの。買ったときと売ったときの値段が同じだから、株の損益は0円。残るのは優待と、かかったコストだけだよ。
🎁 ゆるの実例:セブン&アイHD
ゆるはらくらく優待取引で、セブン&アイHDの優待(500円の商品券×4枚=2,000円分)をもらったよ。かかったコストはたったの95円!

※手数料はゼロコースで0円。95円は貸株料などの諸費用だよ。
始める前に準備すること
① 楽天証券の口座
まずは楽天証券の口座が必要だよ。スマホでの申し込み方法は、画像つきでまとめてるよ👇
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【画像で解説】楽天証券の口座開設方法|スマホで申し込みから初期設定まで
※この記事にはPR(アフィリエイト広告)を含みます。 ゆる 実は私の楽天証券の口座、母が勝手に作ってたんだよね(笑)しかもお給料まで勝手に運用してくれてた…! ゆるが今の資産を築けてるのは、お母さんの ...
続きを見る
② 信用取引口座
らくらく優待取引を使うには、信用取引口座が必要だよ。楽天証券の口座とは別に、申し込みがいるの。
信用取引口座には2種類あって、初心者向けの「らくらく信用」でもらくらく優待取引が使えるよ。
| らくらく信用 | ふつうの信用取引口座 | |
|---|---|---|
| 年齢 | 70歳未満 | 80歳未満 |
| 金融資産 | 100万円以上 | 100万円以上 |
| 投資経験 | なくてもOK | 信用取引か、一定の株の取引経験が必要 |
| レバレッジ | 1倍(自分のお金の範囲だけ) | 最大約3.3倍 |
どちらも金融資産が100万円以上あることが条件。何百万円も必要なわけじゃないけど、ゼロからはじめたばかりの人は気をつけてね。申し込んだあとに審査があって、電話面接がある場合もあるよ。開設完了のメールが届いた日から取引できるよ。
③ 手数料コースを「ゼロコース」に
楽天証券の国内株の手数料コースは、この3つから選べるよ。
| コース | 手数料(現物・信用) |
|---|---|
| ゼロコース | いくら取引しても0円 |
| 超割コース | 1回の取引ごとにかかる(例:10万円まで99円、50万円超は385円) |
| いちにち定額コース | 1日の取引の合計で決まる(100万円まで0円、それ以上はかかる) |
らくらく優待取引は買いと売りの2つの注文を出すから、ゼロコースにしておこう!手数料が0円になるよ。
※ゼロコースはSOR(いちばん有利な市場で注文する仕組み)の利用に同意する必要があるよ。自動では切り替わらないので、自分で変更してね。
- 楽天証券にログイン
- 「マイメニュー」→「お客様情報の設定・変更」
- 「各商品に関する設定」→「手数料コースの確認・変更」
- 「変更」→「ゼロコース」を選んで同意 → 適用開始日を確認して完了
※注文中のものがあると変更できないので、取り消してから変更してね。iSPEEDなら「メニュー」→「手数料コース」→「変更」からもできるよ。
らくらく優待取引は、特定口座か一般口座で取引するよ。NISA口座では使えないので気をつけてね。
かかるお金
株の損益はプラマイゼロでも、タダで優待がもらえるわけじゃないよ。かかるのはこの4つ。
| コスト | 中身 |
|---|---|
| 売買手数料 | ゼロコースなら0円 |
| 貸株料 | 株を借りている日数分かかるレンタル代(下の表) |
| 事務管理費 | 信用売りしてから1ヶ月たつごとにかかる。1ヶ月以内に現渡しすればかからない |
| 逆日歩(ぎゃくひぶ) | 制度信用だけ。株が足りないときに追加でかかる。いくらになるかは後からしかわからない(くわしくはこちら) |
貸株料の料率(年率)
| 信用区分 | 貸株料 |
|---|---|
| 一般信用(短期・14日) | 年3.90% |
| 一般信用(無期限) | 年1.10% |
| 制度信用(6ヶ月) | 年1.10%(+逆日歩がかかることも) |
たとえば楽天証券の公式の例だと、一般信用(短期)で100万円分を売って当日返した場合、貸株料は1日あたり106円。金額が小さいほど、借りている日数が短いほど安くなるよ。
ゆた夫婦が一般信用でやったときは、1回95〜401円くらいだったよ。
一般信用と制度信用のちがい
らくらく優待取引で一番大事なのが、この「信用区分」選び。楽天証券の公式でも、優待目的なら一般信用がすすめられているよ。
| 一般信用 | 制度信用 | |
|---|---|---|
| 返済期限 | 14日(短期)/無期限 | 6ヶ月 |
| 逆日歩 | かからない | かかることがある |
| コストの予想 | 事前にだいたいわかる | 後になるまでわからない |
| 注意点 | 人気の銘柄は売れる株(在庫)がなくなることがある | 数千円かかることも |
「制度(6ヶ月)」しか選べないときは要注意
らくらく優待取引の注文画面で、信用区分が「制度(6ヶ月)」しか選べないことがあるの。一般信用の在庫がないときや、一般信用で売れない銘柄のときだよ。このときに注文すると、こんなリスクがあるよ👇
- ① 逆日歩(ぎゃくひぶ)がかかることがある信用売りする人が多くて株が足りなくなると、売っている人が追加でお金を払うしくみ。優待の権利日の前は売りが集中しやすいから、人気の優待ほど高くなりやすいよ。
- ② いくらかかるか、注文するときにはわからない逆日歩の金額が決まるのはあとから。結果を見てびっくり…ということも。
- ③ 休みをはさむと、その日数分ふくらむ逆日歩は日数分かかるから、土日や連休をはさむとその分も上乗せされちゃうの。
ゆた夫婦も制度信用で、丸善CHIHDは500円の優待に1,815円、ティーライフは1,000円の優待に4,617円かかったよ。優待よりコストのほうが高くなっちゃった…。
いつ・何時に注文するの?
注文できる期間
次の権利落ち日の2ヶ月前から注文できるよ。優待をもらうには、権利付き最終日の取引が終わるときに株を持っていればOK。
貸株料は、株を借りている日数分かかるから、早く注文するほどコストが高くなるよ。さらに、信用売りしてから1ヶ月たつと事務管理費もかかっちゃう。
一般信用(短期)は14日で返す決まりだから、権利付き最終日に近いタイミングで注文するのがポイント。ただ、ギリギリだと人気の銘柄は在庫がなくなっていることもあるよ。
注文できる時間
ふつうの株は、取引所が開いている時間に売り買いするよね。でも、らくらく優待取引は注文できる時間がちがうの。
| 注文する時間 | |
|---|---|
| ふつうの株 | 9:00〜11:30、12:30〜15:30 |
| らくらく優待取引 | 前の営業日の19:00〜当日8:59 → 朝9:00の取引開始の値段で約定 11:30〜12:29 |
らくらく優待取引は、買いと売りを同じ値段で約定させるために、取引が始まる瞬間の値段でまとめて約定させるの。だから取引所が開いている間(9:00〜11:30、12:30〜15:30)は注文できないよ。夜や朝のうちに注文しておこう!
権利付き最終日は、その2営業日前の10月28日(水)。この日の取引が終わるときに株を持っている必要があるよ。
→ 10/28 朝9:00 に約定 ⭕ 間に合う
→ 10/28 お昼12:30 に約定 ⭕ 間に合う(ラストチャンス)
→ 10/29(木)朝9:00 に約定 ❌ 間に合わない
夜19:00から注文できるけど、約定するのは次の日の朝。だから権利付き最終日の夜に注文しても遅いんだ。ラストチャンスは権利付き最終日の12:29までだよ!
知っておきたい注意点
- 人気の銘柄は「在庫切れ」で買えないことが多い一般信用で売れる株の数(在庫)は決まっていて、人気の優待銘柄はすぐになくなっちゃうの。注文しようとしたら0株になっていることもあるよ。
- すべての優待銘柄でできるわけじゃないらくらく優待取引ができるのは、一般信用か制度信用で売れる銘柄だけ。信用取引の規制が出ている銘柄なども対象外だよ。
- 長く持っている人だけの優待はもらえないことがある「1年以上保有」などの条件がある優待は、短い期間だけ持つクロス取引では条件を満たせないことが多いよ。
- 配当がある銘柄は、少しだけマイナスになることも現物では配当をもらえるけど、信用売りでは同じ金額(配当落調整金)を払うの。配当には税金がかかるから、その分だけ少しマイナスになることがあるよ。
- 片方だけ約定することがあるストップ高・ストップ安などで、買いか売りの片方しか約定しないことも。注文のあとは約定したか確認してね。
- 優待は変わったり、なくなったりする実際に、ゆた夫婦が取引した伊藤園は2026年4月の権利分で優待が廃止に。注文前に会社の公式サイトで確認してね。
- 信用取引はリスクのある取引らくらく優待取引も信用取引のひとつ。しくみを理解してから使ってね。
まとめ
らくらく優待取引は、「現物買い」と「信用売り」を同時にして、株価の上がり下がりをプラマイゼロにするしくみ。それを1回の注文でできるのが、楽天証券のらくらく優待取引だよ。
- 使うには信用取引口座が必要(らくらく信用でもOK)
- 手数料はゼロコースにしておく
- 信用区分は一般信用を選ぶ
- コストは貸株料などで0円ではない
実際の注文画面の流れや、ゆた夫婦が6回やってみてかかったリアルなコストは、こちらの記事で紹介してるよ👇
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楽天証券「らくらく優待取引」を6回やってみた結果|一般信用は約100円、制度信用で4,617円かかった失敗談も
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最新の内容は楽天証券の公式サイトで確認してね。
【免責事項】当ブログの内容は、ゆた夫婦の体験と楽天証券の公式情報(2026年10月時点)をもとにした情報提供を目的としており、特定の銘柄や取引をすすめるものではありません。らくらく優待取引は信用取引を使うため、株価の変動や逆日歩などにより損失が出ることがあります。口座開設の条件・手数料・貸株料・取引のルールは変更されることがあるので、最新の情報は楽天証券の公式サイトでご確認ください。投資の最終判断はご自身でお願いします。